know(ノウ)から生まれた英単語を知ろう!
know(ノウ)は、
知るという意味の英語ですよね。
このknowから生まれた英単語は、たくさんあるんですよ。
それではさっそく見ていきましょう!
① know(ノウ)= 知る
語源(ごげん)
know(ノウ)は、
昔の英語 cnāwan(クナーワン)という言葉からきています。
もっと昔の言葉では
ǵneh₃-(グネー)といって、これがいろいろな言葉に広がりました。
ポイント
英語のknowは、知っているという意味で使いますね!
② knowledge(ノリッジ)= 知識(ちしき)
語源(ごげん)
know(ノウ)に-ledge(レッジ)がついた言葉です。
-ledge(レッジ)は○○することという意味があるので、
知ること=知識(ちしき)になりました。
ポイント
知ること=知識(ちしき)!
③ acknowledge(アクノリッジ)= 認める(みとめる)
語源(ごげん)
ack-(アク)ははっきりとという意味。
know(ノウ)とくっついて、
しっかり知る→認める(みとめる)という意味になりました。
ポイント
誰かの意見(いけん)をなるほどと思ったとき、
acknowledge(アクノリッジ)」と言えます!
④ cognizant(コグニザント)= 理解(りかい)している
語源(ごげん)
ラテン語の cognoscere(コグノスケレ)からきています。
co-(コ)はいっしょに、
gnoscere(グノスケレ)は知るなので、
よく知っているという意味になりました。
ポイント
わかっているよ!というときに使える言葉です。
⑤ cognition(コグニション)= 認識(にんしき)
語源(ごげん)
cognizant(コグニザント)と同じ語源(ごげん)で、
知ること学ぶことという意味があります。
ポイント
何かを考えたり、知ったりすることを表す言葉です!
⑥ recognize(レコグナイズ)= 見覚(みおぼ)えがある・認識(にんしき)する
語源(ごげん)
re-(リ)はもう一度、
cognoscere(コグノスケレ)は知るなので、
もう一度知る→見覚えがある認識するという意味になりました。
ポイント
この顔、どこかで見たことある!と思ったらrecognize(レコグナイズ)です。
⑦ gnostic(グノスティック)= 知識(ちしき)に関係(かんけい)する
語源(ごげん)
ギリシャ語 gnosis(グノーシス)からきています。
知ることを大事にする考え方から生まれた言葉です。
ポイント
ちょっとむずかしい言葉ですが、
特別(とくべつ)な知識(ちしき)を持っているというときに使います。
⑧ ignorant(イグノラント)= 無知(むち)な・知らない
語源(ごげん)
in-(イ)は○○ではない、
gnoscere(グノスケレは知るなので、
知らない無知(むち)という意味になりました。
ポイント
何かを知らないとき、
I am ignorant about that.(それについては知らないよ)と言えます。
⑨ notorious(ノトリアス)= 悪名高(あくみょうだかい)
語源(ごげん)
ラテン語 notus(ノトゥス)は知られているという意味でした。
でも、だんだん悪いことで有名(ゆうめい)という意味になっていきました。
ポイント
悪いことで有名(ゆうめい)な人のことをnotorious(ノトリアス」と言います。
⑩ notice(ノーティス)= 気(き)づく・注意(ちゅうい)する
語源(ごげん)
ラテン語(らてんご) notitia(ノティティア)からきています。
知ることから、気づく「注意する」という意味になりました。
ポイント
notice(ノーティス)は、
気がついたよ!というときに使います。
まとめ
Know(ノウ)知るという英単語から
10個の英単語が覚えられてよかったね!
1. 知る(しる」→ know(ノウ)
2. 知識(ちしき)→ knowledge(ノリッジ)
知っているのは知識があるから
3.認める(みとめる)→ acknowledge(アクノリッジ)
はっきりと知っているから認める
4.意識(いしき)している→ cognizant(コグニザント)
しっかり知っているから意識している
5. 見覚(みおぼ)えがある→ recognize(レコグナイズ)
振り返ってあれこれ知識をあつめると見覚えがあるから
6.無知(むち)な→ ignorant(イグノラント)
知っているのを打ち消しているから無知な、知らない
7.認識(にんしき)→ cognition(コグニション)
8.知識(ちしき)に関係(かんけい)する→ gnostic(グノスティック)
9.悪名高(あくみょうだかい)→ notorious(ノトリアス)
10. 気(き)づく・注意(ちゅうい)する→ notice(ノーティス)
Knowという英単語から10個の仲間が覚えられてよかったね!
こうやって英語のつながりを知ると、言葉の意味(いみ)もバッチリね!
最後に、
ちょっと意外な単語
ぱっと見てわからないのが、
誰でも知っているcanという単語。
じつは、この単語canは、
knowと同じ語源なんですね。
知っていることからできる
という意味が生まれた訳です。
英単語の勉強法を知っていれば、
たくさんの単語を覚えることができる
と言えますね。がんばって!
コメント