Salaサラ・サラリーマンのお給料

 回りの暑い場所や室内の温度の高い職場で、
日ごろお仕事をされている方々ご苦労様です。
ほんと汗をたくさんかくと体内の塩分も不足しがちですね。

こんなに汗水たらして働いていると、
「給料を少しはアップしてもらえないかなぁ。」 
なんて甘いことをつぶやきたくなるblue worker の身の上は、
ちょっぴり辛いものがございます。

そんな訳で、サラリ~とsalary man のあなたといっしょに、
昔のローマという国のお給料の語源について考えて見ましょう。

お給料をもらって自分や妻子を養っている方々は、
blue worker やwhite collar に関係なく 、
salary manといっていいかと思います。

salary(salaried) man の manは、
Super man とか Spider manのマンでいいけど、
salaryってどんな意味なのでしょうか。

ヒントを少々。
次のような英単語と関係があります。
salad(サラダ)、sauce(ソース)、
sausage(ソーセージ)、salami(サラミ)、salt(ソールト)

そんなこと、考えてみる気なんかサラサラないね、
なんて言わないでください。

これらの英単語に共通の要素は、「sal-」(サル)の部分です。
「塩」という意味のラテン語の「sal」に由来します。
たしかに、サラダは本来塩をふりかけた野菜です。

ソースとソーセージは、サラダと同じように、
どちらもラテン語の 「salsa」 という語形から派生したフランス語です。
このフランス語が英語に入ってきたのです。

ところで、古代では塩は貴重品であり、
今以上に生活の必需品でもあったわけです。

古代ローマの兵士は、
お勤めの代価として [salarium argentum](塩を買うための銀貨、塩代)をもらっていました。
この塩代を意味するラテン語が、
英語では [salary] という形で使われるようになりました。

こうしておもに塩を買うための銀貨が、
やがて一般的な「給料」を表すようになったそうです。
せっせと働いて流した汗の結晶が塩になり、
塩を買うための代金が給料という形で私たちの手元に入ってきます。

そして、その塩代でサラダやソーセージを食べてたり、
そのほかの食事をして元気を取り戻します。
そしてまた塩代を稼げるわけですね。

たしかに、給料は私たちの汗の結晶であることには違いありません。

そろそろ給料のお話も
このあたりが潮時のようです。

                                              
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