●umbrella ・アンブレラ・傘 umbrは陰、ellaは小さいなもの 雨の降る日の必須アイテムときたら、多くの人が傘をイメージするでしょう。傘は、英語で「アンブレラ」と言います。中1の英語の本にも載っていますね。「umbrellaアンブレラ」は、「umbr陰とella小さなもの」という2つの要素に分けられます。もとはラテン語で、「陰をつくる小さなもの」くらいの意味合いでした。雨の日に、傘をさして雨を避けるのは、雨傘。晴れの日は、傘をさして、暑い陽ざしから日焼けを防ぐのは、日傘ですね。雨傘でも日傘でも「アンブレラ」で通ります。とくに、日傘のことを「parasolパラソル」ともいいます。これには「太陽の陽ざしを避けるもの」という意味があります。日傘本来の意味をよく表していますね。少し話が脱線しますが、「夜目遠目笠の内・やめとおめかさのうち」という言葉があります。笠(踊りの時、田植えの時などにかぶる)の陰に隠れた顔を見るとき、遠くから見る場合、よく見えないこともあってか、実物以上にきれいに見えることもありえます。そのようなわけで、とくに女性について、この表現は「実際よりも美しく見えることのたとえ」として使われたりします。これって、ほぼ100パーセント女性のせつなる願いだよ、と言わないほうが無難かも。あなたがもっときれいに見られたいのなら、「アンブレラ」は、いつも忘れずに!
●octopus・オクタパス・タコ octoは8、pusは足
音楽用語でオクターブといえば、ドレミファソラシドなどの音階のことです。
オクターブがオクタパスと何か関係があるのかなと思う人がいても、何の不思議もありません。そこで、オクターブとオクタパスについて、その関係を見ていきましょう。
octaveとoctopusの共通項は、oct(o)。これはラテン語の接頭語で、「8」を示しています。
なので、音楽用語の「octaveオクターブ」は8音階となります。さらに、「ctopusオクタパス」の要素は、「octとpus」です。pusはラテン語で「足」の意味なので、octopusは、 軟体動物で海にいる「8本足のタコ」を表します。見た目の特徴から名前を付けられている英単語は他にも色々あります。たとえば、centipedeセンティピードという英単語は、「centi百とpede足」から虫の百足(ムカデ)が生まれました。なるほど、面白いですね。
●restaurant・レストラント・レストラン・お食事処 reは再び、staurantは回復させるところ
あ~お腹すいたよ。何か食べるものないの。今日はお母さんの帰りが遅いから、近くのレストランで夕食を食べなさいだって。部活の後で、ヘトヘトだから、さっそくレストランに食べに行こう。OK、そうしょう。久しぶりのレストランで、気分転換もできてよかったね。
そうだね。それにおいしい食事をたらふく食べて、メッチャ元気になったよ。ところで、 なにげに言っている「レストラン」って、もともと、どんな意味があるんだろう。じゃあ、 ぼくが知ったかぶりして教えてあげるね。実は、「レストラン」は、「ラテン語のrestauroレスタウロ・立て直す」という単語に行きつくんだって。この言葉がフランス語をに入り「restaurantレストラン・元気になる食べ物」という意味になったみたい。
その後、restaurantレストランは、「栄養のある食べ物で、再び元気を回復する場所」という意味に変わったんだ。言葉は生きているって言うけど、意味や使い方も長い間には変わったりするってことだね。ほんとそうだね。お兄ちゃんが教えてくれたとおり、レストランは、「栄養のあるおいしい料理を食べて、元気を取りもどせる場所」だってことがよく分かったわ。
その後、restaurantレストランは、「栄養のある食べ物で、再び元気を回復する場所」という意味に変わったんだ。言葉は生きているって言うけど、意味や使い方も長い間には変わったりするってことだね。ほんとそうだね。お兄ちゃんが教えてくれたとおり、レストランは、「栄養のあるおいしい料理を食べて、元気を取りもどせる場所」だってことがよく分かったわ。
See you !
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