やさしい英語のことわざに親しんで、英語の楽しさや面白さを味わってみませんか。
私たちは、英語のことわざを通して、英語圏の人々の物の見方や感じ方を学ぶことができます。
英語のことわざの学習は、英語だけでなく日本語をも勉強することにつながっています。
同じようなことがらを、日本語と英語ではどのように表現するのか、そのちがいを知るのは、
とても興味深く楽しいものです。ここでは、5単語以内の短くてやさしいことわざをチョイスしています。どれも声に出しても語呂がよく、リズムにのせて覚えられます。ほんの数分だけ、好きなことわざをつぶやきましょう。先人の知恵の結晶を暗唱して、自分を磨いてくださいね。
① No news is good news.知らせのないのは良い便り。
ねえ、最近、ケンタ君、大阪に就職してから音沙汰が全然ないけど、どうしているのかしらね。
知らせのないのは良い便り、と言うから、きっと元気でやってるわよ。
そうだね。そのうち、ひょっこり遊びに来るかもね。たぶんそうね。
② Easy come easy go.悪銭身につかず。楽してく入ってもすぐに出て行く
先日、サンキューでナンバーズを気まぐれで買ったのよ。まあ、けっこうな額が当たったの。
でも、友だちと飲み食いしたり、欲を出して宝くじも買いまくったりしてね。1週間でぜんぶパーよ。それで、いくらだったの?一千万円だったけど..。わお!悪銭身につかず、ってことね。
③ Might is right.力は正義である。勝てば官軍、負ければ賊軍。
かなしいかな、これが、リアルな世の中というものか、なんて感じることもあります。
世界の中では、Might is rightという考えは、ある意味、通用することもあるでしょう。
でも、Right is rightの世界がほんとうの姿かもだけど。ほんとそれがみんなの願いですよね。
④ Out of sight, out of mind.去る者は日々に疎し。
私たちは目の前の人や風景やことがらを目にしなくなると、それらのことは、やがて記憶から薄れていきやすいものですね。仲の良かった友だち、お世話になった人たち、やさしかった身近な人々。良い思い出とは反対の体験も記憶から遠のいてくれます。これって、考えようでは、
私たちの心を癒してくれる神様からのプレゼントかもしれませんね。ふり返るとすべてが愛。
⑤ Practice makes perfect. 習うより慣れよ。
先生、ぼくって勉強もスポーツもイマイチなんです。どうしたらいいのでしょうか。
もっとましになる何かいい方法はありませんか。なるほどね。だれにも得て不得手があるから、
あれこれできなくたっていいよ。きみのイマイチと思っている中で、少しでも好きなものを選んで、それに人の10倍くらいがんばって取り組み続けてみることだね。まあ、最低6ヶ月は、がむしゃらにやってごらん。みんな目の見えないところで、涼しい顔をしながらも、白鳥のような足の努力をやってるよ。きみの練習量が最大化する頃には、もう以前のきみはいないはず。
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