英単語を覚えるのはだれにとっても、楽ではありませんよね。
英語ができるようになるには、はじめに英単語をある程度覚えていかないといけません。
単語を知らなければ、読めないし書けません。また聞いてもさっぱりわかりません。
ですから、少しでも要領よく覚えていく必要があります。そこで、英語の語源による英単語の暗記をお勧めします。漢字でいえば、編と旁で漢字をたくさん覚える方法と似ています。
英語の単語は、接頭語、語根、接尾語からできています。
なかでも語根をの意味をしっかり覚えることが大切です。
単語の意味の核になるからです。
初めて見る英単語であってもその語根を知っていれば、
ある程度意味を類推することができるでしょう。
すべての英単語を語源で覚えることはできません。
すべての単語の語源が分かっているわけではないからです。
だじゃれ、ごろ合わせなどで単語を覚えるのも一つの有効な方法です。
どちらにしても丸暗記がむつかしくなる大人の頭になったら、
やはり語源による単語増強法というのは、合理的で効率の良いものだと思います。
みなさんもぜひ語源で英単語を増やして、
いろいろな英語の資格試験にも役立ててくださいね。
それでは手始めに、私たちの体の一部である頭に関連する英単語を覚えていきましょう。
スイミングキャップは水泳の時に被る帽子ですね。キャップは英語で「cap」とつづります。これはもともと「頭」の意味です。頭に被るものは「帽子」と呼ぶようになりまた。 容器などの頭に当たる部分として「cap・ふた、キャップ」もあります。 学生の部活動や船乗りの頭が「captain・キャプトゥン・主将・船長」ですね。
組織などの「長、主任」などを「chief・チーフ」というのもご存じでしょう。capとは少し語形がちがうのはフランス語経由の単語だからです。capitalが「首都、資本、大文字、主要な」というのも、何らかの頭、中心からきていると考えると、納得がいくでしょう。 最後に「cape・ケイプ」が何だかお分かりでしょうか。そうなんですね。この単語は半島などの先端にある「岬」です。たしかに、岬は半島の先頭の部分になりますね。
もう一度、ここで取り上げたcapファミリーのおさらいです。
●「capキャップ」「captainキャプトゥン」「chiefチーフ」「capitalキャピタル」「capeケィプ」
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