Rose 薔薇
花言葉: 愛 love 美 beauty 情熱 passion
Faint heart never won fair lady
弱気な心で美しい女性を勝ち取ったためしがない
Love does not consist in gazing at each other.
But in looking together in the same direction.
愛はお互いを見つめ合うことではなく、同じ方向を一緒に見ることである。
ｻﾝ･ﾃｸﾞｼﾞｭﾍﾟﾘ ﾌﾗﾝｽの作家 1900-1944
語句 ●not A but B AではなくB ●does not consisit in ～ ~することにはない ●gazing at each otherお互いを見つめ合うこと
●looking together 一緒に見ること ●in the same direction 同じ方向を
西洋のバラはBC２０００年以上の昔から栽培され、
毎年のように品種改良がなされてきました。
今では２５０種を上回る多種多様なバラの花があるそうです。
赤いバラは艶やかで気品のある美しい姿と、あたりに放つ甘美な香ゆえに、
古来より多くの人々に愛好されています。
愛と美、そして情熱の象徴として(花の女王queen of flowers)と呼ばれています。
みなさんご存知のように、世界中で愛されているのがバラの花。
このようにバラは、愛する人や友人、大切な家族に花言葉(language of flowers)を添えて贈られる定番の花として親しまれています。
ギリシャでは、
美と愛の女神（Goddess of beauty and love）アフロディテが生まれたときに、
バラの花もこの世に誕生したといわれています。
また、オリンポスの神々が、
女神のアフロディテの誕生を祝うために創造したとも伝えられています。
まさしく、美と愛にふさわしい花ですね。
英語のことわざに(There is no rose without a thorn)という表現があります。
文字通りには（トゲのないバラはない）ですが、当たり前すぎておもしろくありません。
なので（どんなバラにもトゲはあるもの）と訳したほうが、味わいがあるかもしれません。
みなさんも、美しいバラの花に近づくときは、くれぐれもトゲにはお気をつけて。
とりわけ、赤いバラの花は情熱的で魅力ある女性にたとられ、
多くの詩歌や芸術作品のモチーフとして登場していますね。
芳ばしく高貴なバラの花にはトゲがあるからこそ、
かえって人びとの心を惹きつけるのかもしれません。
昔も今も、だれもみな、お互いの魅力に惹かれて恋に落ちていきます。
それは自然で普通のことです。だれもが美しいものには心を奪われるものです。
うっとり見つめ合う時期を過ごした後は、お互いに譲りあい心を合わせて相手を尊重していけるのが理想ですね。あなたもこれからの人生で、バラの花のように香しい魅力的な自分を目指して、さらに情熱を燃やして歩んでみてはいかがでしょうか。
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